MACHISHITATE / JOURNAL

不動産チラシの見積もりは何を比べる?制作・印刷・配布の確認リスト

不動産チラシの見積もりを比べるときは、総額の前に「どこまで仕上げてもらえるか」を揃えます。ラフの提案、印刷できる完成データの制作、印刷、配布は、それぞれ別の工程です。

この記事では、見積書に書かれた作業を整理する方法と、依頼先にそのまま伝えられる確認項目を紹介します。価格の相場表ではなく、同じ条件で比較するためのチェックリストです。

1.まず、今回のゴールを一つ決める

「チラシを作りたい」だけでは、見積もる範囲が定まりません。今回どこまで必要なのか、次の中から近い状態を選びましょう。

すでに持っている資料も書き出します。物件概要、写真、間取り、既存のチラシ、修正できる元データの有無です。資料があることと、そのまま制作に使えることは別なので、依頼先に状態を見てもらいます。

依頼先の種類から迷っている方は、こちらの記事で整理できます。

「不動産チラシの依頼先はどう選ぶ?」

2.見積書を、4つの工程に分けて読む

企画・調査

配る地域や、先に伝える情報を考える工程です。対象物件、調べる地域、使う資料、受け取る提案資料を確認します。「企画一式」とある場合は、何を判断できる資料が届くのかを聞きましょう。

ラフ・完成データ制作

ラフは、見出しや配置などの方向性を比較するための案です。完成データは、印刷条件に合わせて仕上げる成果物です。見積書にはどちらが含まれるか、原稿整理や写真補正、図面の調整が必要な場合はどこまで対応するかを確認します。

印刷・納品

サイズ、片面・両面、用紙、部数、色校正、納品先を揃えます。印刷代に送料が含まれるかも確認します。データ制作を自社で担当する場合は、入稿条件とデータ確認の担当を決めておきましょう。

配布

対象地域、配布方法、実施時期、予定部数を確認します。さらに、配布できない建物や余った印刷物の扱い、実施結果の報告方法を聞きます。地域の世帯数を、そのまま配布できる部数として扱わないことも大切です。

LPを組み合わせる場合は、別の欄で確認します。情報を並べる「構成案」、画面を仕上げる「デザイン」、実際に閲覧・操作できるようにする「実装」、フォーム接続、公開後の保守を分けると、担当と費用が見えやすくなります。

3.「含まれる・別途・自社対応・未確認」を付ける

各工程の横に、次のいずれかを書きます。

「未確認」を残したまま総額だけで決めないようにします。

例えば、ある見積もりは「ラフ3案まで」、別の見積もりは「完成データ1案まで」だったとします。これは比較のための仮定で、実際の他社見積もりではありません。前者を選ぶなら、その後の仕上げを誰が担当し、いくらかかるかを確かめる必要があります。後者には、方向性を比較する提案が含まれるかを聞きます。

不足する工程を確認し、今回のゴールまでに必要な費用を揃えてから比べましょう。

4.追加費用につながる条件を、先に聞く

見積金額と一緒に、次の条件を確認します。

修正の範囲

誤字の訂正、写真の差し替え、紙面全体の作り直しは、同じ扱いとは限りません。回数だけでなく、何を修正として扱い、どこから追加費用になるかを聞きます。

資料と確認の担当

価格、面積、設備、交通などの物件情報を誰が確認するかを決めます。写真・図面を支給する場合は、利用できる権利や制作に使えるデータかも確認します。

納期の起点

依頼した日から数えるのか、資料が揃い内容が確定してから数えるのかを確認します。印刷物が必要な日と、完成データが必要な日は分けて伝えます。

納品形式と再利用

完成PDFだけか、編集できる元データも受け取れるか。別物件への転用や自社での修正を予定している場合は、できることと費用を先に確認します。

税込総額と別途費用

消費税、送料、素材費などの扱いを揃えます。配布や広告を行う場合は、制作費と実施費用を分けて確認しましょう。

5.見積もり依頼に使える記入テンプレート

以下をコピーし、分かるところだけ埋めて使えます。未定の項目は、未定と書いて相談してください。

対象物件・地域(初回は市区町村など分かる範囲で):

今回の目的(例:内覧予約の案内):

今回必要な状態(ラフ/完成データ/印刷物/配布まで):

支給できる資料(物件概要・写真・図面・既存紙面など):

チラシの条件(サイズ・片面両面・予定部数):

配布を希望する場合の地域・時期:

LPの要否と必要な工程:

希望日(完成データ/印刷物/配布):

予算の考え方(制作のみ/印刷・配布などを含む総額):

確認したいこと(修正範囲・追加費用・納品形式など):

資料を初回からすべて送る必要はありません。まず資料の種類と有無を伝え、共有方法を確認します。個人情報を含む資料や、利用権限が不明な写真・図面は、そのまま送らないようにしてください。

6.マチシタテに頼めるのは、どの工程?

マチシタテの提案セットは、制作の方向性を決める段階のサービスです。1物件19,800円(税込)の試行料金で、次の提案を行います。

完成データの制作・入稿、LP実装・フォーム接続、印刷・配布・送料・広告費は含みません。必要な場合は別途相談・見積もりです。数量や予算の試算には、実際の配布や広告出稿は含まれません。

調査地域の数、資料条件、実作業範囲は個別に確認します。納期と修正範囲は着手前に合意します。反響や成約を保証するものではありません。

料金・範囲の出典:マチシタテ「提案セットの試行料金」(2026年10月17日確認)。

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ラフでどんな違いを比較するかは、世田谷の制作サンプルでご覧いただけます。掲載物件は架空で、顧客への納品実績や成果実績ではありません。

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